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震災の日にあたり(2011.1.17)

平成7年に起きた「阪神淡路大震災」から、早くも16年が過ぎました。
震災で亡くなった方にとりましては、今年が17回忌に当たるわけです。あらためて、この震災ならびにあらゆる災害で命を落とされた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 
被災された方々の中には、いまだ終わらぬ問題を抱えている人も多いのではと思います。そのとき助かっても、その後お亡くなりになった方も多いでしょうし、小さくて記憶の薄い人、そもそも震災時には生まれてなかった、という人もかなりの数になってきたでしょうね。
被災されてきたみなさんには、よくぞ、よくぞ死なずに生きていてくださった、、とお伝えしたいです。

お寺にいますと、「一寸先はほんとうにわからないのだ」と感じることもあります。
そんなとき、たとえば感謝の気持ちとか、すぐに相手に伝えておかないと後悔することってあるだろうな、、と思うのですね。それも、「ありがとう」という言葉だけですむような、ささいな感謝の気持ちを。

 
以前、防災の専門家である河田恵昭関西大教授が、「防災において地域の安全をみんなで守る「共助」は2割、それ以上の「公助」は1割、そして、自分でできることをやる「自助」が7割」だとコメントされていたのを読んだことがあります。

たしかに、いざという時に備え避難場所の確認や非常持ち出し袋を用意する、といったようなことが説かれます。
また、被災したときには、日常では想像しづらいストレスにさらされることでしょう。私たちの心は、ときにたいへん弱くなるものです。それに対するため、たとえば「自分はいま不安である」といったことをきちんと認められるような心の持ちようを、ふだんから意識する必要もあるのかもしれません。

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