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ものごとを決めるつらさ(2011.9.11)

東日本大震災から、はや半年が過ぎました。被災された方々は、まだまだ大きな不安を抱きながら、毎日を手探りでお過ごしのことと思います。
過日の台風12号でも大きな被害がありました。亡くなった方の数は違えども、災害でたいせつな人を奪われたことへの悲しみは、ひとつひとつがそれぞれの重みを持っているものなのだと思うところです。

これから、少しずつではあっても、復興に向けて歩いて行かれることでしょう。その中では、おそらくいくつもの決断がなされていくのだろうと思います。そして、それは苦渋の選択を強いるものがあるとも想像します。

 
一般論になりますが、ものごとを決めるときのことをふりかえってみると、「これが100%正しい」と断言して選べるときというのは、もしかすると少ないかも知れません。
これで正しいのかどうか。80%、いや60%くらいしか正しくないかも知れないと悩みながら、でも決めなくてはいけない。
そしてその結果が、良いにしても悪いにしても、まずは受け止めていかなければならない。

ここをご覧のみなさんも、おそらく、このくり返しで人生を送ってこられたことと思います。

そして、きっとこれからも、このくり返しで人生を送っていかれることでしょう。

 
しかし、ときに決められないことがあるかも知れません。

 
ときに受け止められないことがあるかも知れません。

 
そんなときはどうぞ、苦しみを辛抱なさらないでください。
自分のまわりに、助けになれるものがあるか、どうか探してみてください。

そして苦しみに疲れたときは、ぜひ仏さまのお顔をごらんにおいでください。

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