お釈迦さまも裸で生まれた(2016.4.8)

4月8日はお釈迦さまのお誕生日。花まつりと言われています。 お釈迦さまはお生まれになって7歩歩き、右手で上を、左手で下を指し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)」とおっしゃったと伝わっています。お釈迦さ […]

続きを読む
私たちは変わっていける(2016.2.23)

清原和博元選手の覚醒剤による逮捕は、大きなニュースとなりました。 違法な薬物に手を染めてしまった人間は、たとえ薬と縁が切れても、もうそれ以前の体に戻ることはできないと聞きます。「完全に止められた」ではなく、「今日もしなか […]

続きを読む
さあ、さとろうか(2015.12.8)

12月8日は「成道会(じょうどうえ)」といい、お釈迦さまがおさとりになった日として、私たちがたいせつにしている日です。 ここで「さとり」と、かんたんに言っていますが、いったいさとりとはどういうものなのでしょうか。なかなか […]

続きを読む
わたしのご先祖サマ(2015.8.1)

お母さんが亡くなって2年。またお盆が来たよ。 もうだいぶなれたけど、写真見たらちょっと涙がでるときもある。 そういえばおばあちゃんが亡くなったときも、お母さん、写真見て泣いてたこともあった。こういうのって遺伝なのかな。 […]

続きを読む
瑩山さま、峨山さま大遠忌(2015.4.15)

曹洞宗の大本山、横浜にある總持寺において、今年から10年間をかけて大遠忌(だいおんき―50年にいちどの、本山の大法要)が行われます。 初代住職である瑩山(けいざん)禅師700回忌と、2世住職峨山(がさん)禅師650回忌に […]

続きを読む
そのきさらぎの望月のころ(2015.2.15)

「願はくは花の下にて春死なん、そのきさらぎの望月のころ」 という、短歌があります。 平安時代終わり(源平合戦のころ)に活躍した歌人の西行法師が、お釈迦さまのご命日、涅槃会にちなんで詠んだものと言われています。きさらぎの望 […]

続きを読む
しあわせに生きよう(2014.12.8)

ねえねえお母さん。先生が、今日はおしゃかさまの おさとりの日だって。   そうね。おしゃかさまが、だいはっけんをされた日よ。   どんなことをはっけんしたの?   どうやったら、みんなしあわ […]

続きを読む
13年目の911(2014.9.11)

東日本大震災から3年半。アメリカ同時多発テロ事件から13年がたちました。 月日の早さを実感します。テレビでまさに生中継された、2機目の激突も鮮明に覚えています。 ベルリンの壁が壊されていく映像を見ながら、東西の冷戦が終わ […]

続きを読む
変えられないものは変えられない(2014.7.28)

京都では今夏、祇園祭「後祭」の復活が話題となりました。祇園祭は、平安時代に大流行した疫病を、平癒させるために始まったお祭りと聞いています。私たちは時代を問わず、嫌なことから逃れられるようにと願って生きていることがわかりま […]

続きを読む
悲しみは本当に時が解決するか(2013.12.24)

もう何年も前のことです。ある男性が若くして亡くなったときの話しです。 お逮夜のおつとめの後、故人のお父さまとちょっと話し込んでいました。お父さまは冷静に見え、ご自身の感情の揺れをじつに的確に言葉にして表現されていました。 […]

続きを読む